2023年2月19日 シベリア

 最近、スーパーのお菓子売り場で「シベリア」を発見し、初めて食べました。「シベリア」とは羊羹や餡子をカステラに挟み込んだお菓子です。誕生は明治末から大正初め頃で、昭和初期には「子どもたちが食べたいお菓子No.1」だったそうです。首都圏を中心とした東日本や中部地方で広まっており、西日本ではなじみがないようです。名前の由来に関しては諸説があり、羊羹をシベリアの永久凍土に見立てたという説、カステラの部分を氷原に、羊羹の部分をシベリア鉄道の線路に見立てたという説などがよく聞かれます。