2021年11月21日 老人力(その一)

 朝日新聞8月24付夕刊の「美の履歴書710」に東勝吉(ひがしかつきち)さん[1908-2007]の画業が紹介されました。木こりを引退した後、老人ホームで暮らしていた東さんは、83歳のときから本格的に絵筆を握り、大分県由布院の風景画の製作に没頭。99歳で亡くなるまでの16年間に珠玉の水彩画100余点を描きました。介護が必要な状態での製作だったそうです。人間ってすごいね!画像は「川西から見た由布山」(由布院アートストック蔵)です。