2018年6月10日 ゲゲゲの人生展

 松坂屋美術館で開催中の「追悼水木しげる ゲゲゲの人生展」を見てきました。2015年に93歳で「あの世」へと旅立った漫画家・妖怪研究家の水木しげるが遺したもの約390点が展示されています。画像は、赤貧時代(40歳頃)の部屋を再現したものです。吊るされている背広は、43歳の時に『別冊少年マガジン』に掲載された「テレビくん」が登竜門の「講談社児童マンガ賞」授賞式のためにあつらえたもの。ちゃぶ台の上の傷んだバナナは、当時の数少ない楽しみの一つだったそうです。